「いつわりのない姿」
爽やかな風を感じさせる岩躑躅をカナリー椰子と対応させて、
色の映りを楽しんだ。岩躑躅の枝の陰陽は、あえて表裏にさせ、
自由な風の存在を感じさせる。立花新風体は花材の奥に、その
草木の姿だけでなく、生きる生命の背景を感じさせることこそが
大事である。        それが「いき」と「うつり」である。